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夏目漱石「三四郎」「二人はベルツの銅像の前から枳殻寺(からたちでら)の横を電車の通りへ出た。」 理科大学の野々宮宗八を訪ねた三四郎は、池で里見美禰子と出会う。いまでいう「三四郎池」だ。東大構内は新型コロナウイルス感染症対策で関係者しか入れないため、三四郎池を撮影できないのが残念だが。その後三四郎は野々宮と再び合流、散歩に出かける。2人は大学構内を歩き、枳殻寺こと麟祥院(りんしょういん)の横を通って春日通りに出たようだ。麟祥院は春日局の菩提寺で、墓所もここにある。もちろん、「春日通り」というのも春日局にちなんだ名前なんだろう。
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