フレミング ジェームズ・ボンドを夢見た男
007シリーズの作者イアン・フレミングは、実際にイギリス海軍情報部で諜報員として活躍し、その経験をもとに007シリーズを書いたという。テレビドラマ「フレミング ジェームズ・ボンドを夢見た男」は、そのフレミングのスパイ時代を描いた物語だ。議員を父に持つ良家の次男として生まれたイアン・フレミング(ドミニク・クーパー)は、プレイボーイとして自由奔放な生活を送っていたが、ビジネスに失敗したため、母親の差し金によって海軍情報部に勤務することになる。上司ジョン・ゴドフリー提督やその秘書マンデー2等航海士に気を遣うこともなく、自由奔放に振る舞うフレミングだったが、次第に堪能な語学力とたくましい想像力を買われるようになる。やがてドイツ軍がヨーロッパを席巻、フレミングは対ナチス作戦として特殊部隊の編成を思いつく。一方、プライベートでは、恋愛に奔放な既婚女性アン・オニール(ララ・パルヴァー)と出会い、その魅力に惹かれていく。というわけで、ボンドを彷彿させるフレミングの活躍ぶりが描かれるのだが、ところどころに007映画へのオマージュが散りばめられていて、ファンならば楽しめるだろう。
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