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夏目漱石の小説「三四郎」は1908年(明治41年)、朝日新聞で連載された。福岡の田舎から上京した東京帝国大学の学生 小川三四郎(23歳)が主人公で、いまの文京区が舞台だ。なお、文京区が新設されたのは1947年(昭和22年)で、三四郎の時代は本郷区と小石川区に分かれていた。漱石はいまの新宿区で生まれてから、地方や海外も含めて何度も転居しているが、文京区内でも何カ所かに住んだことがある。そのうち駒込千駄木町(向丘2丁目)には、「三四郎」を書く数年前に住んでいた。それ以前には森鴎外も住んでいたというから、二大文豪誕生の地とでもいうべき日本文学史上貴重な場所だ。
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