ブラック・ダリア
1947年、アメリカ ロサンゼルスで、ブラック・ダリア事件という猟奇的殺人事件が発生した。エリザベス・ショートという若い女性の切断死体が発見されたのだ。このブラック・ダリア事件を下敷きに制作されたのが、ジェイムズ・エルロイ原作の映画「ブラック・ダリア」だ。バッキー・ブライカート(ジョシュ・ハートネット)とリー・ブランチャード(アーロン・エッカート)はともにボクサー出身の刑事で、ブランチャードとともに住むケイ・レイク(スカーレット・ヨハンソン)も交えた3人は、大親友ともいえる間柄だ。2人はコンビを組んでめざましい活躍を見せるが、ある日若い女性の切断死体が発見される。ブラック・ダリア事件と名付けられたこの事件の捜査に加わった2人だが、ブランチャードは異常なほどこの事件にのめり込んでいく。一方、ブライカートは、被害者エリザベス・ショートにそっくりの女性マデリン・リンスコット(ヒラリー・スワンク)と出会い、親密な関係になっていく。そんな中、ブランチャードが以前逮捕した銀行強盗犯が出所することになり、ブランチャードはある行動を起こす。というわけで、この後大きく事態が動いていくが、事件の真相は実に意外なものだった。現実のブラック・ダリア事件はというと、警察の捜査線上には数多くの人物が上がったが、結局は迷宮入りしている。
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