インサイド・マン
銀行強盗を成功させるには、手早く犯行をすませ、警察が到着する前に逃亡するしかないと思うが、デンゼル・ワシントン主演の映画「インサイド・マン」では、思いもよらぬ方法で銀行強盗が実行される。白昼のマンハッタンで銀行強盗事件が発生、犯行グループは多数の人質を取り、たてこもる。ニューヨーク市警が周囲を取り囲み、捜査官キース・フレイジャー(ワシントン)が指揮を執るが、内部の様子をうかがい知ることもできず、なかなか打つ手がない。ダルトン・ラッセル(クライヴ・オーウェン)率いる犯行グループは、人質全員に同じような作業服を着させ、反抗する者には制裁を加えるなどして、人質たちを屈服させていく。そんな中、銀行の会長アーサー・ケイス(クリストファー・プラマー)はやり手弁護士マデリーン・ホワイト(ジョディ・フォスター)に対し、犯行グループとの交渉役を引き受けるよう依頼する。ケイス会長には、単に強盗事件を解決したいというだけではない、もっと深い理由があるようだ。膠着状態の中、フレイジャー捜査官とラッセル、そしてホワイト弁護士の三つ巴の駆け引きが展開される。というわけで少しずつ事態が動き、結末に向かっていくのだが、なるほど、木を隠すなら森の中、だな。
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