コンスタンティン
子どもの頃、「デビルマン」のアニメは観ていたが、原作は読んだことはなかった。読んだのはずっと後になってからで、これはかなりの衝撃作だなと思ったことがある。キアヌ・リーヴス主演の映画「コンスタンティン」は、その「デビルマン」の世界観にも通じる物語だ。この世は天国と地獄、人間界がバランスを保っていて、普通は自由に行き来することはできない。しかし、人間界には、天使と人間、悪魔と人間の中間的存在「ハーフブリード」が住み着き、後者はさまざまな悪事を働いていた。そんな中、天使や悪魔の姿を見ることができる探偵ジョン・コンスタンティン(リーヴス)は、悪事を働くハーフブリードを地獄に追い払う仕事をしていた。コンスタンティンは少年時代、自らの特殊な能力に悩み、自殺を図ったことから、地獄行きが決定していたが、肺がんで死が迫っていたことから、悪魔祓いをすることによって神から恩赦を得ようとしていたのだ。ある日、コンスタンティンは、少女に取り憑いた悪魔を見て、悪魔が人間界に入り込もうとしていることを知る。一方、不思議な力を持つ女性刑事アンジェラ・ドッドソン(レイチェル・ワイズ)は、双子の妹イザベルが自殺したことに疑問を持ち、イザベルが飛び降りる直前につぶやいた「コンスタンティン」という言葉から、コンスタンティンに接近する。というわけで、イザベルの死の真相を探るコンスタンティンとアンジェラに、大きな危険が迫っていくのだが、宗教用語がけっこう出てくるので、知らないとすぐにピンとこないかも。
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