小石川植物園
文京区にある小石川植物園は、正式名称は東京大学大学院理学系研究科付属植物園といって、東大の付属施設だ。江戸時代、ここには第5代将軍徳川綱吉の別邸があり、その後薬草を栽培する御薬園(おやくえん)が移設されてきた。それが明治時代になり、東大の研究施設となったのだ。小石川植物園周辺は小石川台地という台地になっていて、武蔵野台地が谷端川(やばたがわ、または小石川とも)によって削り出された形になっている。植物園の北東側と南西側との間にはけっこうな高低差があり、ちょっとした山登り気分も味わえる。植物園の西端に沿う坂は網干坂(あみほしざか)という名で、漁師が網を干したことからこの名がついたという。縄文海進の時代、このあたりの低地は海だったはずなので、それも本当なのかもしれない。貝塚もあったそうだし。
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