ア・フュー・グッドメン
キューバにあるグァンタナモ米軍基地といえば、CIAによる水責めなどの拷問が行われた場所として有名だ。アメリカの保護下で独立したキューバは、革命で社会主義国となったが、米軍基地はその後も存続し、米国の主権が及ばない治外法権区域になっているという。トム・クルーズ&ジャック・ニコルソン主演の映画「ア・フュー・グッドメン」は、そのグァンタナモ基地で発生した海兵隊員リンチ死事件をめぐる物語だ。ある海兵隊員がリンチによって死亡、犯人2人の弁護をダニエル・キャフィー中尉(クルーズ)が引き受けることになった。キャフィー中尉はハーバード大学出身の若きエリートだが、実際の法廷経験は初めてだ。ジョアン・ギャロウェイ少佐(デミ・ムーア)らとともに調査を進めたキャフィー中尉はやがて、事件の背景には上官の命令があったのではないかという疑念を持つ。国家国民を守っているという強烈な自負を持つ傲慢な司令官をニコルソンが怪演するほか、キーファー・サザーランドがその忠実な部下を演じている。
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