ホンダCB1300
ホンダがRebel1100に続きCB1300シリーズのニューモデルを発表した。最も大きな変更点は、スロットルバイワイヤシステム(TBW)の採用だ。TBWは、物理的なケーブルではなく、電気的にスロットルバルブを制御するもので、はじめは航空機でフライ・バイ・ワイヤとして、その後F1で採用され、一般自動車での採用も広がっている。自動車の場合、ドライブ・バイ・ワイヤとも呼ぶ。基本的には、ライダーのスロットルグリップ操作に応じてスロットルバルブが開くのだが、ライダーの操作以上の細かい操作をコンピュータが制御するので、省燃費運転走行にしたり、スポーツ走行にしたりといったさまざまな味付けにすることが可能だ。実際、CB1300では、ライディングモードとして「SPORT」、「STANDARD」、「RAIN」の3つを任意に選択できる。1992年に登場したCB1000 SUPER FOUR以来、外観はあまり変わっていないが、キャブレターからインジェクターへの移行、各種電子制御デバイスの導入と、中身は現代化が進んできた。ガソリンエンジンのバイクとしては、これがほぼ最終形ということなんだろうか。

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