依頼人〜ザ・クライアント〜
アメリカの作家ジョン・グリシャム原作の映画「依頼人」は、マフィアの秘密を知ってしまい、FBIにも追われる身となった少年が、心に傷を抱えた中年女性弁護士に助けられながら、家族を守るために戦う物語だ。テネシー州メンフィスで母、弟とトレーラーハウスで暮らす少年マーク・スウェイは、マフィアの弁護士の自殺現場に出くわし、道連れにされそうになる。かろうじてその場を逃れたマークだが、弁護士と一緒にいたことが警察に知られ、執拗に事情を聞かれそうになる。実は、弁護士は、マフィアの殺し屋によって殺された上院議員の死体のありかを知っていたのだ。マフィアはマークに対し、警察にしゃべったら家族ともども殺すと脅しをかける。一方で検事のロイ・フォルトリッグ(トミー・リー・ジョーンズ)は、マークが口を割らなければ、司法妨害の罪に問うと宣言する。マークはたまたま飛び込んだ弁護士事務所にいたレジー・ラブ(スーザン・サランドン)に助けを求め、たった1ドルで依頼人となるのだった。というわけで、マフィアとFBIの両方に追われながら、悪ガキとおばさん弁護士の勇気ある行動が展開される。本作では、他の映画でもたびたび取り上げられた証人保護プログラムが登場するが、最後はやはりこれしかないか。
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