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2020年12月 7日 (月)

国立天文台VERAプロジェクト

 国立天文台のVERAプロジェクトは、VLBIという電波干渉計の手法を用いて、銀河系内の電波天体の距離と運動を高い精度で計測し、銀河系の3次元立体地図を作るというプロジェクトだ。その研究チームが、20年の成果を論文にまとめて発表した。われわれの銀河系は1000億個の恒星を含む棒渦巻銀河と考えられているが、観測された224天体の位置と速度とが、銀河系の渦巻構造(想像図)とよく一致するという内容だ。国立天文台の図を見るとわかりやすいが、太陽系のあるオリオン腕とすぐ外側のペルセウス腕、内側のいて・りゅうこつ腕とたて・ケンタウルス腕にある天体が、そろって渦巻腕に沿って運動している。また、太陽系から銀河系中心までの距離も高い精度で測定され、2万5800光年であることもわかった。単純な話だが、宇宙で距離を測るのは非常に難しいし、われわれが銀河系内にいる限り、銀河系の姿を描き出すのも大変なのだ。遠い未来、われわれ人類が銀河系外に飛び出すことができれば、見事な姿を見ることができるんだろうが。

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