水星
日の出が遅くなってきた。早起きすれば、まだ明るくなりきっていない東の空に、明けの明星(金星)が輝いているのを見ることができる。その金星より低空に水星があり、11月11日に西方最大離角となる。肉眼でも見えるが、いきなり肉眼で見つけるのは難しいので、はじめは双眼鏡で探すといいだろう。金星と水星の間には、おとめ座の1等星スピカもあるし、12〜14日には新月前の細い月も接近するので、割と探しやすい。水星は動きが速いので、あっという間に太陽に近づいていって見えなくなる。というわけで、水星には、ローマ神話の俊足の神メルクリウスの名前をとって、Mercuryと名付けられた。

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