ゼロ・ダーク・サーティ
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件の首謀者ウサーマ・ビン・ラーディンは、2011年5月2日、パキスタン イスラマバード近郊で米軍の作戦により殺害された。アメリカはテロ事件発生後、大規模なビン・ラーディン捜索作戦を実行したが、捜索は難航、10年がかりでようやく行方を突き止めることに成功した。映画「ゼロ・ダーク・サーティ」は、このビン・ラーディン殺害の経緯を描いた物語だ。CIA分析官のマヤ(ジェシカ・チャステイン)は、2003年にパキスタン支局に配属され、作戦に加わる。CIAはアルカーイダ幹部と思われる者を捕らえ、水責めなどによって尋問を続けていたが、決定的な証言は得られず、手詰まり感が漂っていた。そんなある日、拷問から解放した捕虜から、ビン・ラーディンの連絡係の名前を聞き出す。真偽を確かめるため、マヤの同僚らはヨルダンが買収したアルカーイダの医師と面会するが、自爆テロに巻き込まれてしまう。しかも、連絡係はすでに死亡していたという。八方塞がりとなったマヤだが、もう一度情報を分析し直し、ついに突破口を見つける。実際にビン・ラーディン殺害作戦はホワイトハウス地下のシチュエーションルームでライブ中継され、オバマ大統領やバイデン副大統領、クリントン国務長官らが見守ったという。
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