評決のとき
アメリカの作家ジョン・グリシャム原作の映画「評決のとき」は、南部ミシシッピ州を舞台に、幼い娘を暴行された黒人労働者が、犯人の白人不良青年2人を射殺した事件に関する裁判を描いた物語だ。黒人差別の激しいとある町で、10歳の少女が無残にも暴行される。少女は命は取り留めたが、子どもが産めない体になってしまう。少女の父カール・リー・ヘイリー(サミュエル・L・ジャクソン)は、かつて兄を弁護した新米弁護士ジェイク・ブリガンス(マシュー・マコノヒー)に、ただならぬ気配で相談を持ちかける。翌日、犯人2人が裁判所に連行されたが、物陰に隠れていたヘイリーは自動小銃を乱射、犯人を射殺してしまう。この衝撃的な事件に、町民の意見も二分され、緊張感が高まっていく。そんな中、次期州知事の座を伺う検事ルーファス・バックリー(ケヴィン・スペイシー)を相手に、法定でブリガンスの戦いが繰り広げられる。サンドラ・ブロックが切れ者の女子大生を演じるほか、ドナルドとキーファーのサザーランド親子が共演するなど、俳優陣も役者ぞろいだ。それにしても、KKK(クー・クラックス・クラン)はなんとも不気味だ。
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