2020年12月の星空
2020年も最後の月となった。月は8日下弦、15日新月、22日上弦、30日満月だ。15日は南米で皆既日食が見られるが、日本からは見えない。最近はどこかでインターネットライブ中継があるので、検索してみよう。日の出の時間が遅くなり、朝早い人は明けの明星 金星を目にすることがあるだろう。火星は遠ざかり、大接近の頃よりだいぶ暗くなったが、まだ-1等級と明るい。日没後の南西の低空で木星と土星が大接近し、21日には0.1度(満月が0.5度)まで近づく。高倍率の望遠鏡で木星と土星を同一視野にとらえることができるのは、めずらしい現象だ。14日には、3大流星群の一つ、ふたご座流星群が極大となる。見頃は14日未明だ。22日にはこぐま座流星群が極大となるが、出現数は少ない。小惑星リュウグウとランデヴーしたJAXAの「はやぶさ2」は、5日に地球に接近し、リュウグウのサンプルを納めたカプセルを帰還させる予定だ。国立天文台HPより。

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