2020年10月の星空
今月は満月が2回ある。月は2日満月、10日下弦、17日新月、23日上弦、31日満月だ。月の満ち欠けは平均すると29.5日周期なので、ときどきこういうことが起きる。2回目の満月を「ブルームーン」と呼ぶこともあるが、月が青くなるわけではない。1日は旧暦の8月15日(十五夜)に当たり、この日の月は「中秋の名月」と呼ばれる。水星は2日に東方最大離角となり、夕方の西空に見えるが、超低空なので見つけるのは難しいだろう。金星は明けの明星として輝いていて、3日にはしし座の1等星レグルスと大接近する。火星は6日に地球と最接近し、14日に衝となるので、いまが一番の見頃だ。普段は木星の方が明るいが、いまは火星の方が明るい。木星と土星はだいぶ西に傾いてきたが、火星よりずっと遠くにあるので、見え方はそんなに変わらない。8日頃は10月りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)、10日頃はおうし座南流星群、21日頃はオリオン座流星群が極大となるが、いずれも出現数は少ない。国立天文台HPより。

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