中秋の名月
旧暦の8月15日の夜は「十五夜」と呼ばれ、この日の月は「中秋の名月」と呼ばれる。古来この日の夜はお月見をする慣習があり、農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもある。中秋の名月は必ずしも満月になるとは限らず、今回も10月1日が中秋の名月、2日が満月だ。満月を天体望遠鏡で見ると、クレーターの影などがぜんぜん見えず、あまりおもしろくない。クレーターを見るなら、月が欠けてるときがいいのだ。しかも、満月はとても明るいので、他の星の光がかき消されてしまう。というわけで、天文ファンには、満月は実は不人気だ。まあしかし、年に1度はお月見というのもいいだろう。

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