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2020年9月13日 (日)

スターウォッチング向き双眼鏡①

 星空の美しさを味わいたいなら、天体望遠鏡より双眼鏡の方がおすすめだ。天文ファンならほぼ全員が双眼鏡を持っていると思うが、ぼくも天体写真撮影中は双眼鏡で星空をながめていることが多い。もう40年くらいタカハシ・アストロノーマー双眼鏡7×50を使っているが、ずっと気になっている双眼鏡がある。それがキャノンの光学式手ブレ補正機構搭載双眼鏡だ。このうち最もスターウォッチング向きと思われるのが10×42 L IS WPというモデルで、定価18万円とお高いが、評価も高い。手持ちで星空を流すように見る場合、手ブレ補正機構がついているのは大きなメリットだ。もちろん、双眼鏡を三脚に固定するなら手ブレ補正機構がなくてもいいわけだが、その場合気軽にながめるというわけにはいかない。なお、本機の重量は1㎏を越えるので、もうちょっと口径が小さくてもいいから軽い方がいいという人は、32㎜のモデルを選んでもいいだろう。逆にもっと口径が大きい方がいいなら、50㎜のモデルもある。

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