メカニック
チャールズ・ブロンソン主演の映画「メカニック」は、凄腕の殺し屋アーサー・ビショップの活躍を描いた物語だ。ビショップの仕事ぶりは精密機械のように正確で、用意周到に準備を行い、事故や病死に見せかけて鮮やかにターゲットを抹殺する。この映画をリメイクしたのが、ジェイソン・ステイサム主演の映画「メカニック」だ。ある日ビショップは、組織からハリー・マッケンナ(ドナルド・サザーランド)を暗殺するよう指令される。マッケンナはビショップの師であり友人だが、組織を裏切って5人がそのために死んだというのだ。ビショップは逡巡するが、やむなくマッケンナを暗殺する。そしてマッケンナの葬儀の際、ビショップは息子のスティーブ(ベン・フォスター)と出会う。スティーブは父親とは不仲だったが、父が殺されたことには憤りを感じていて、ビショップに弟子入りを志願する。やがて、ビショップはスティーブとコンビを組んで仕事をするようになっていく。という展開だが、ビショップの仕事ぶりはゴルゴ13に通じるものがあり、まさにプロフェッショナルという名にふさわしい。

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