メカニック
チャールズ・ブロンソン主演の映画「メカニック」は、凄腕の殺し屋アーサー・ビショップの活躍を描いた物語だ。ビショップの仕事ぶりは精密機械のように正確で、用意周到に準備を行い、事故や病死に見せかけて鮮やかにターゲットを抹殺する。この映画をリメイクしたのが、ジェイソン・ステイサム主演の映画「メカニック」だ。ある日ビショップは、組織からハリー・マッケンナ(ドナルド・サザーランド)を暗殺するよう指令される。マッケンナはビショップの師であり友人だが、組織を裏切って5人がそのために死んだというのだ。ビショップは逡巡するが、やむなくマッケンナを暗殺する。そしてマッケンナの葬儀の際、ビショップは息子のスティーブ(ベン・フォスター)と出会う。スティーブは父親とは不仲だったが、父が殺されたことには憤りを感じていて、ビショップに弟子入りを志願する。やがて、ビショップはスティーブとコンビを組んで仕事をするようになっていく。という展開だが、ビショップの仕事ぶりはゴルゴ13に通じるものがあり、まさにプロフェッショナルという名にふさわしい。
« 江戸城の門⑰ 神田橋門 | トップページ | 江戸城の門⑱ 常盤橋門 »
「音楽、映画、読書」カテゴリの記事
- 亡国のスパイ〜かくも親密な裏切り〜(2024.09.24)
- ジェームズ・アール・ジョーンズ(2024.09.10)
- アイアンクロー(2024.08.31)
- 猿の惑星/キングダム(2024.08.11)
- DUNE 砂の惑星 PART2(2024.08.09)
コメント