ハッブル宇宙望遠鏡によるネオワイズ彗星
久しぶりの大彗星となったネオワイズ彗星(C/2020 F3)は、現在地球からどんどん遠ざかっていて、次に地球に接近するのは6700年後だろうとみられている。そのネオワイズ彗星を、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が撮影した画像がNASA HPで公開された。HSTによる画像は彗星核に焦点を当てたものだが、核自体は全長4.8㎞以下と推定され、小さすぎて見えない。見えているのは彗星のコマと呼ばれる部分だ。彗星は汚れた雪玉のようなものなので、太陽に近づくと熱で融解し、ガスや塵が噴き出すのだ。HSTの画像は8月8日に撮影されたということだ。
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