部分日食⑩
6月21日の部分日食を撮影するため、撮影機材をセットアップした(結局は天気が悪く1枚も撮影できなかったが)。架台はスカイウォッチャーAZーGTiマウント、カメラはキャノンEOS Kiss X9、望遠鏡はミニボーグ45EDⅡだ。ミニボーグには絞りM57とD5フィルター(1/10万減光)を装着した。絞りM57とD5フィルターを使うのは2012年5月の金環日食以来で、8年間も眠っていたものだ。この絞りM57というパーツは、望遠鏡にカメラレンズのような絞りを外付けするもので、太陽撮影だけでなく、野鳥撮影などミニボーグを望遠レンズ代わりに使う際にも役に立つ。絞り羽根は20枚もあり、きれいな円形を保ったまま口径が変わっていく、高精度な製品だ。ただ、通常の天体写真撮影には使わないので、次に使うのは北海道で金環日食のある10年後になるかも。

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