ガガーリン 世界を変えた108分
1961年4月、人類は初の有人宇宙飛行を成し遂げた。その名を歴史に刻んだのは、旧ソ連の宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンだ。映画「ガガーリン 世界を変えた108分」は、そのガガーリンの栄光の人生を描いた物語だ。冷戦時代、アメリカとソ連とは、宇宙開発競争でも激しくしのぎを削っていた。先行したソ連は1957年に無人のスプートニク1号の打ち上げに成功、初の有人宇宙飛行めざしてボストーク計画を進めていた。選抜試験をパスした20人の宇宙飛行士候補生は、厳しい訓練を受け、最初の飛行士はガガーリンとゲルマン・チトフの2人に絞られる。最終的に選ばれたのは、労働者階級出身のガガーリンだった。かの有名な『地球は青かった』という言葉は、初めて地球を外から見た人類、ガガーリンが残したものだ。ソ連に先行されたアメリカはその後猛烈な巻き返しをみせ、巨額の資金を投入してアポロ計画を推進、1969年にはついに月に人類を送り込んだ。月面に(一人の人間にとっては)小さな一歩(しかし人類にとっては偉大な飛躍)をしるしたニール・アームストロングの人生は、映画「ファースト・マン」に描かれている。
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