ケプラー1649c
太陽系外惑星は現在、4000個以上が確認されている。おそらく太陽系みたいに惑星を持つ恒星は数多いんだろうが、地球から観測するには遠すぎるので、わからないだけなんだろう。このような系外惑星を探すプロジェクトはいくつかあって、NASAのケプラー宇宙望遠鏡もその一つだ。ケプラーという名はもちろん、惑星の運動に関する法則を発見したドイツの天文学者ヨハネス・ケプラーから名付けられた。ケプラーは2018年10月にミッションを終えたが、観測データを再確認したところ、地球とほぼ同じサイズの岩石型惑星ケプラー1649cが発見された。ケプラー1649cは太陽系から300光年離れた赤色矮星の回りを公転しているという。主星から受け取る光は地球の場合の75%ということなので、液体の水が存在する可能性もある。今後詳細な観測が期待される。

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