コスモス:いくつもの世界
アメリカの天文学者カール・セーガン監修の科学ドキュメンタリー番組「コスモス」は、世界60カ国で放送され、日本でも大きな話題となった。かくいうぼくもこの番組とセーガンの著書「COSMOS」にのめり込み、一時は天文学者をめざそうとしたほどだ(もっと勉強すればよかったと後悔)。いまではDVDもあり、もう一度見直すこともできるが、この間天文学も映像技術も著しい発展を遂げていることから、21世紀版「コスモス」ともいえるような番組がつくられないかと思っていた。そうしたところ、2014年に「コスモス:時空と宇宙」というリブート版が放送されたことをだいぶ後になって知ったが、番組ホストの天文学者ニール・ドグラース・タイソンにセクハラ疑惑が発覚、昨年放送されるはずだったシーズン2が延期され、シーズン1も視聴できなくなっていた。それから1年経って、シーズン2にあたる「コスモス:いくつもの世界」がようやく放送されることになった。放送するのは、ドキュメンタリー番組専門のナショナル ジオグラフィック チャンネルだ。全13話ということで、しばらく楽しめそうだ。
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