スパイ・バウンド
1985年、ニュージーランドで自然保護団体グリーンピースの活動船が爆破されるという事件が起きた。当時フランス政府は南太平洋で核実験を行っていたが、これに抗議するグリーンピースがレインボー・ウォーリア号を派遣、核実験を阻止しようとしていた。2度の爆発によってレインボー・ウォーリア号は沈没、1人が死亡し、ニュージーランド当局はすぐにテロ事件であると断定した。まもなくフランス対外治安総局(DGSE)の工作員2人が逮捕、フランス政府は当初事件への関与を否定したが、内外の批判の高まりにより、2ヶ月後には関与を認めざるをえなくなった。ヴァンサン・カッセル&モニカ・ベルッチ主演の映画「スパイ・バウンド」は、このレインボー・ウォーリア事件に基づき、非情な世界に生きるエージェントたちの葛藤を描いた物語だ。カッセルとベルッチは当時実際に夫婦だったが、本作ではともにエージェントして偽装夫婦を演じている。説明が少ないので、1度観ただけではよくわからないところもあるかも。
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