2020年4月の星空
昨年末に発見されたアトラス彗星(C/2019 Y4)が明るくなるのではないかといわれている。太陽に最接近するのは5月31日で、もしかしたら大彗星になるかもしれない。月は1日上弦、8日満月、15日下弦、23日新月だ。3月25日に東方最大離角となった金星は、だんだん太陽に近づいていくが、28日に最大高度マイナス4.5等に達する。3日から4日にかけては金星がプレアデス星団に大接近し、星団に入り込む。明け方の空では、引き続き火星と木星、土星が接近中だ。特に1日は火星と土星とが大接近し、望遠鏡でも同一視野に入る。天文ファンにとって、春は銀河だ。太陽系は銀河系の中にあるので、見る方向によっては銀河系内の星や星間物質にジャマされ、銀河系外を見通すことができない。その点、春は銀河系外がよく見通せるのだ。特にかみのけ座やおとめ座には銀河団があり、多くの銀河を見ることができる。国立天文台HPより。

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