ベテルギウス
オリオン座の1等星ベテルギウスは、いつ超新星爆発を起こしてもおかしくないといわれているが、昨年暮れからかなり暗くなっていて、超新星爆発の前兆ではないかと話題になっている。どれくらい暗くなっているかを確かめるため、2014年1月5日に撮影した画像と2019年12月29日に撮影した画像とを比較してみた。撮影条件が違うので、直接2枚の写真を比較するのではなく、ベテルギウス(左上)とリゲル(右下の1等星)、またはベテルギウスとベラトリックス(右上の2等星)とを比較するといいが、確かに暗くなっているのがわかる。2014年のベテルギウスはリゲルと同じくらい明るいが、2019年のベテルギウスは暗く、ベラトリックスよりほんのちょっと明るいくらいだ。まあしかし、いつ超新星爆発を起こすかはわからない。
« 小惑星から飛来した火球 | トップページ | 電視観望① »
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- 二十四節気・小満(2022.05.19)
- 春の星団星雲銀河⑮(電視観望)(2022.05.18)
- 春の星団星雲銀河⑭(電視観望)(2022.05.17)
- 春の星団星雲銀河⑬(電視観望)(2022.05.16)
- 春の星団星雲銀河⑫(電視観望)(2022.05.15)
コメント