セブン・シスターズ
スウェーデンの映画「ミレニアム」シリーズでリスベット・サランデルを演じたノオミ・ラパス主演の映画「セブン・シスターズ」は、ラパスが1人7役を演じるSF映画だ。人口増加や資源の枯渇といった問題に直面する近未来、遺伝子組み換え作物の影響で多胎児が急増、児童分配局による強制的な人口抑制が行われていた。2人目以降の子どもは児童分配局に連行され、資源が回復されるまでの間「冷凍保存」されるというのだ。そんな中、1人の女性が7つ子を産む。母親は出産で死ぬが、祖父テレンス・セットマン(ウィレム・デフォー)は児童分配局の監視の目をかいくぐり、ひそかに7姉妹を育てることを決意する。7姉妹は「月曜日」から「日曜日」まで各曜日の名前をつけられ、自分の曜日だけ「カレン・セットマン」という人格になって外出する。それから30年、7姉妹は毎日、1日のできごとを詳細に報告するミーティングを行い、正体がバレないよううまくやってきた。しかし、ある日、長女「月曜日」が夜になっても帰宅せず、行方不明になってしまう。困惑する6姉妹だが、結局「火曜日」は何食わぬ顔をしていつもどおり外出する。しかし、案の定不安は的中、7姉妹の運命は大きく揺らいでいく。日本は人口減少という問題に直面しているが、地球全体でみれば人口爆発は人類の未来を左右する大問題であり、本作もただのフィクションとは言い切れないかも。
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