スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
映画「スター・ウォーズ」エピソード9「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」は、エピソード1に始まる壮大なサーガを締めくくる完結編だ。ファースト・オーダーの最高指導者となったカイロ・レン(アダム・ドライバー)は、銀河の絶対的支配者となるため、母レイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)率いるレジスタンスを追い詰めていくが、その前にかつての皇帝パルパティーンが姿を現す。パルパティーンの肉体はほとんど滅んでいたが、死をも欺く恐るべきフォースによって、その魂は生きていた。ファースト・オーダーの最高指導者だったスノークも、実はパルパティーンがつくりだした幻影だったのだ。そして、未知領域の惑星エクセゴルに帝国の復活をめざすファイナル・オーダーを樹立、強大なシス艦隊を集結させていた。その力を目の当たりにしたカイロ・レンは、パルパティーン抹殺という本心を隠し、パルパティーンが持ちかけた取引に応じる。パルパティーンの狙いは、最後のジェダイ レイ(デイジー・リドリー)と対面することだった。パルパティーン復活を知ったレイたちは、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が残した手がかりをもとに、エクセゴルへの道のりを示すウェイファインダーを探し求める。というわけで、パルパティーン、カイロ・レン、ファースト・オーダー、レジスタンス、そしてレイのそれぞれの思いが交錯しながら、サーガを締めくくるにふさわしい戦いが展開される。すべてが終わり、銀河が平和を取り戻したとき、砂漠の惑星タトゥイーンのかつてルークが育った水分農場に、レイの姿があった。双子の太陽が沈む夕日の中、通りすがりの民に名を尋ねられた彼女は、レイ・スカイウォーカーと名乗った。

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