カムイとちゅら
国際天文学連合(IAU)の創立100周年記念事業「太陽系外惑星命名キャンペーン」で日本に割り当てられた太陽系外惑星系に、「カムイ」(恒星)と「ちゅら」(惑星)という名前がつけられることになった。言うまでもなくカムイはアイヌ語、ちゅらは琉球語で、どちらも自然に対する尊敬と畏怖の念が込められた言葉だ。カムイことHD145457はかんむり座にある7等星で、地球から410光年離れた恒星、ちゅらは木星の2倍以上の質量を持つ巨大ガス惑星で、日本の研究者が発見した。かんむり座はいまは太陽と同じ方向にあって見づらいが、夜明け前にはうしかい座の1等星アークトゥルスに続いて昇ってくる。
2005年5月2日撮影 キャノンEOS Kiss Digital+キャノンEF50mm、露出196秒
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- かんむり座T星(2025.05.09)
- コスモス482号(2025.05.08)
- 量子コンピュータ・ディスコ(2025.05.06)
- イチョウ(2025.05.05)
- ヒトツバタゴ(2025.05.04)
コメント