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2019年12月23日 (月)

2020年の天文現象

 天文ファンにはおなじみ「天文年鑑」は、2020年版で創刊72周年を迎える。2020年の主な天文現象だが、6月21日と12月15日に日食がある。このうち日本で見られるのは6月の部分日食だ。12月の日食は南米で皆既日食となる。月食は、本影月食はなく、半影月食が4回ある。しかし、半影月食ははっきり欠けるものではなく、肉眼ではわからないだろう。惑星食は水星1回、金星2回、火星5回、木星2回とけっこう多いが、いずれも日本からは見られない。金星は前半は宵の明星として輝き、6月以降は明けの明星に転じる。火星は大接近とまではいかないが、夏から秋にかけてかなり地球に接近し、視直径も大きく見える。最接近は10月6日だ。木星は7月14日に、土星は7月21日に衝を迎え、12月21日には木星と土星とが大接近して見える。3大流星群は、しぶんぎ座流星群が1月4日頃、ペルセウス座流星群が8月12日頃、ふたご座流星群が12月14日頃に極大を迎える。明るい彗星の出現は予測されてないが、彗星というのはまさに「彗星のように現れる」ものなので、そろそろ大彗星の出現を期待したいもんだ。

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