マルタの鷹
アメリカのミステリー作家ダシール・ハメットのハードボイルド小説を映画化した「マルタの鷹」は、私立探偵サム・スペード(ハンフリー・ボガート)が、マルタ島に伝わる黄金の鷹像「マルタの鷹」をめぐる争奪戦に巻き込まれる物語だ。ある日、スペード&アーチャー探偵事務所に1人の美女が現れる。ワンダリーと名乗ったその女性は、サースビーという男に騙されて家出した妹を追って、サンフランシスコにやって来たという。その夜、ワンダリーとともにサースビーを訪れようとしたアーチャーばかりか、サースビーもまた何者かによって殺されてしまう。しかも、ワンダリーの話はウソで、「ワンダリー」という名前も偽名であったことがわかる。その後、スペードの前に正体不明のあやしい連中が出現するが、彼らはみな行方不明の「マルタの鷹」を追っていた。本作は1941年公開だが、翌年には名作「カサブランカ」が公開されていて、「マルタの鷹」を追うあやしい人物を演じたピーター・ローレとシドニー・グリーンストリートもそろって出演している。

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