ボリソフ彗星
太陽系外から飛来したボリソフ彗星が、太陽に接近している。最接近は12月7日で、双曲線軌道を描いて太陽系を通過していく見込みだ。アマチュアの観測は難しそうだが、大望遠鏡ならその姿をとらえることも可能だ。ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像には、核の周囲にダストが集中している様子がはっきりとらえられている。これは「コマ」と呼ばれるが、大彗星になると長い尾が形成されることもある。ボリソフ彗星が太陽にかなり接近すれば大彗星になるかもしれないが、最も近づいたときの距離が2au(天文単位、地球と太陽との間の距離が1au)なので、あまり期待できないだろう。NASA HPより。

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