ジョーカー
映画「ジョーカー」の評判が大変にいいようだ。いうまでもなくジョーカーはバットマン最大の敵で、バットマン映画にもたびたび登場した。最初の実写映画「バットマン」ではジャック・ニコルソンが怪演、バットマン(マイケル・キートン)を上回るインパクトを残した。「ダークナイト」ではヒース・レジャーがこれまた怪演、映画公開を前にして急死するというできごともあった。ジョーカーがいかにして誕生したかは、作品によって変化があるが、いずれにしても笑い顔で人を殺すサイコパスだ。本作でジョーカーを演じるのはホアキン・フェニックスで、映画「スタンド・バイ・ミー」や「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」に出演したリバー・フェニックスの弟だ。舞台はもちろんゴッサムシティ。バットマン誕生前、ゴッサムシティは極端な格差社会と化し、市政は混迷を深めていた。コメディアンを夢見る孤独だが心優しい男アーサー・フレックは、大道芸人として母を助けながら社会の底辺で暮らしていた。しかし、厳しい現実の中でアーサーの精神は次第に異常を来し、狂気に満ちた悪のカリスマ「ジョーカー」へと変貌していく。というストーリーだそうだが、本作がヒットしたのは、現代アメリカ社会に通じる問題もあるということだろう。数あるスーパーヒーローの中でも特にバットマン好きのぼくとしては、これは観るのが楽しみだ。
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