ポータブル電源③
ポータブル電源として2つほど発電機をみたので、次は蓄電池を。蓄電池といえば、かつては鉛蓄電池が主流で、いまもクルマのバッテリーとして広く利用されているが、今後の主流はリチウムイオンバッテリーになると目されている。特に、ポータブル電源としては、リチウムイオンバッテリーは鉛蓄電池よりも圧倒的に軽いので、メリットが大きい。価格は高いが、普及が進むにつれて下がっているので、一般家庭で災害用にそろえるなら大容量のリチウムイオンバッテリーだろう。中国のsuaoki製s270は、1.3㎏と軽量ながら、150Whの容量がある。これは、計算上は150Wの電化製品を1時間使えるということだ(ただし、実際にはロスがあるので、そこまでは使えない)。家庭用電化製品を動かすのはちょっとつらいが、スマートフォンの充電くらいなら何日ももつだろう。なお、リチウムイオンバッテリーの容量として、WhやAh(mAh)という単位が出てくるが、1Ah=1000mAh、リチウムイオンバッテリーの電圧は3.7Vなので、1Ahは3.7Whに相当する。さらに、このメーカーではソーラーチャージャーも製造しているので、いざというときには太陽光発電で充電することも可能だ。

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