007「ゴールドフィンガー」(小説)
イアン・フレミングの小説007シリーズ第7作「ゴールドフィンガー」は、映画シリーズでは第3作、007シリーズが爆発的人気を得る決定打となった作品だ。マイアミに立ち寄ったジェームズ・ボンドは、カジノ・ロワイヤルでの大勝負に同席したアメリカ人富豪と偶然再会し、イギリス人富豪オーリック・ゴールドフィンガーのカードゲームでのイカサマを暴くよう依頼される。首尾よく依頼を果たし、イカサマに協力させられたジル・マスタートンと親密になったボンドだが、ロンドンに帰ったボンドを待っていたのは、そのゴールドフィンガーの調査だった。イングランド銀行が、ゴールドフィンガーが大量の金を国外に流出させているとにらんでいたのだ。偶然を装ってゴールドフィンガーに接近し、身辺を探るボンドだが、ゴールドフィンガーは犯罪にかけては天才的で、さすがのボンドも絶体絶命の危機に陥っていく。映画版で高い人気を得たプッシー・ガロアやオッドジョブももちろん登場していて、ストーリーを盛り上げている。

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