007「ドクター・ノオ」(小説)
イアン・フレミングの小説007シリーズ第6作「ドクター・ノオ」は、映画シリーズでは第1作となった作品だ。前作「ロシアから愛をこめて」でローザ・クレッブの凶刃に倒れたジェームズ・ボンドは、半年間の入院生活を経て現場に復帰する。Mに命じられたのは、MI6のジャマイカ主任ストラングウェイズ失踪事件の調査だった。ついでに、クレッブにやられる原因となったベレッタを取り上げられ、ワルサーPPKを与えられる話もかなり詳しく語られる。というわけで、ボンドはジャマイカに飛ぶわけだが、映画版は基本的にけっこう小説版に忠実に制作されているのがわかる。ドクター・ノオがボンドを拷問にかけるシーンなどは、小説版の方がずっと迫力があるが、当時としては映像化するのが難しかったんだろう。
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