ブラック・ファイル 野心の代償
アル・パチーノ&アンソニー・ホプキンス初共演の映画「ブラック・ファイル 野心の代償」は、野心家の弁護士ベン・ケイヒル(ジョシュ・デュアメル)が何重もの陰謀劇に巻き込まれていく物語だ。巨大製薬会社ピアソンは薬害問題で世間を騒がせていたが、狡猾な同社のCEOアーサー・デニング(ホプキンス)は誰にも尻尾をつかませることなく、傲岸不遜に振る舞っていた。そんなデニングの唯一の心配は、若い愛人エミリーだった。デニングに嫌気がさしたエミリーは、かつての恋人であり、いまは一流弁護士事務所に勤めるベン・ケイヒル(デュアメル)に接近、ピアソンの不正の証拠を見せ、デニングを追及させようとする。有力な物証を入手したケイヒルは、事務所の代表チャールズ・エイブラムス(パチーノ)に対し、自分をピアソン訴訟の主任弁護士にするよう強く訴える。しかし、その矢先に、ケイヒルを脅す謎の男が現れたばかりか、エミリーの死体を発見してしまう。というわけで、その後も何重もの陰謀劇が続いていくのだが、パチーノ&ホプキンスの存在感はやはり重厚だ。

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