伝統的七夕
今日は旧暦の7月7日に当たる日で、国立天文台では伝統的七夕と呼んでいる。北海道の七夕は月遅れの8月7日なので、今年は伝統的七夕と同じ日になった。20時頃に夜空を見上げると、南西には上弦に近い月が傾き、天頂近くには夏の大三角が目立っている。夏の大三角のうち最も天頂に近いのがこと座のベガ(織姫星)で、天の川をはさんで反対側にわし座のアルタイル(彦星)が輝いている。南の低空には明るい星が3つあるが、一番明るいのが木星、次が土星だ。木星の近くにある赤い星はさそり座の1等星アンタレスだ。惑星と恒星の見分け方は簡単で、またたいていないのが惑星、またたいているのが恒星だ。都会では天の川を見るのは難しいが、田舎ならなんなく見える。

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