2019年8月の星空
今年の梅雨入り後、記録的な日照不足が続いた。天文ファンにとって実に憂鬱な日々だったが、農作物の生産にも影響がありそうで、収穫の秋が心配だ。もともと天文学は、人類が農業を営むために、天体の運行をもとに暦をつくることから始まったといわれている。もし地球が1年中雲に覆われていたら、天文学はいまのように発展しなかっただろう。月は1日新月、8日上弦、15日満月、23日下弦だ。7日は旧暦の7月7日に当たる日で、伝統的七夕と呼ばれている。木星はへびつかい座、土星はいて座で明るく輝いていて見頃だ。夏休み最大の天文ショー ペルセウス座流星群は13日に極大を迎えるが、満月近い月があり、条件は悪い。見頃は13日未明、月が沈む2:30頃から薄明が始まるまでのわずか1時間だ。不安定な天候もだんだん安定してくるはずだが、北海道ではお盆を過ぎると秋の気配も感じられるようになる。夏の天の川もだんだん西に傾く時間が早くなるので、撮影するならお早めに。国立天文台HPより。

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