火星年代記
アメリカの作家レイ・ブラッドベリのSF小説「火星年代記」は、火星を舞台にしたさまざまなエピソードをオムニバス形式でつづった物語だ。2030年、火星への最初の探検隊は1人も帰還しなかった。火星人が探検隊を、彼らなりのやり方でもてなしたからだ。続く2度の探検隊も同じ運命をたどった。それでも人類は、怒濤のように火星へと押し寄せた。やがて火星には地球人の町が次々と建設され、一方で火星人は絶滅へと追いやられる。しかし、地球では核戦争が勃発、火星に移住した人類のほとんどは地球に戻っていくが、彼らもまた自滅への道を突き進んでいく。初版本が刊行されたのが1950年なので、当時の世相が反映された、いまとなってはちょっと幻想的な雰囲気の物語だ。1979年にはテレビドラマも制作された。
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