スマイリーと仲間たち
イギリスの作家ジョン・ル・カレの小説「スマイリーと仲間たち」は、「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」に始まる、MI6のジョージ・スマイリーの活躍を描いた「スマイリー3部作」の最終話だ。ドイツ ハンブルクである日、「将軍」と呼ばれるソ連からの老亡命者が殺される。将軍はMI6の工作員だった。MI6はことが公になるのを恐れ、かつて工作指揮官だったスマイリーを引退生活から呼び戻し、後始末を依頼する。将軍は死の直前、スマイリーに重要な情報を伝えようとしていた。将軍の足取りをたどっていくうちに、スマイリーは宿敵、モスクワセンター(KGB)のカーラの気配を感じ取る。果たして事件の背後にいたのは、カーラその人だった。というわけで、スマイリーとカーラとの積年の対決についに決着がつけられる。本作は「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」同様ドラマ化され、スマイリーをアレック・ギネスが、カーラをパトリック・スチュワートが演じている。ぼくもDVDを持っているが、字幕なしのイギリス版なので、まだ観ていない。ようやく原作を読み終わったので、そのうち観ようっと。
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