武蔵国府跡(国司館地区)
現在の東京都と埼玉県、神奈川県の大部分が含まれる武蔵国(むさしのくに)の国府が置かれたのは、府中市の大國魂神社周辺だ。当時の国府の構造としては、国司が政務を執る国庁があり、国庁を中心とする官庁街=国衙(こくが)があった。その一環として、JR府中本町駅のすぐそばには、国司の居館である国司館(こくしのたち)があったと考えられていて、現在は広場として整備されている。国司館が建てられたのは700年頃で、いつまであったのかはわからないが、それから900年後、徳川家康がここに府中御殿を築く。家康は、かつてここが武蔵国の中心であったことから、自らが新たな領主であることを示すため、関東移封後すぐに御殿を建設したようだ。
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