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2019年6月 9日 (日)

天体写真撮影システム①

 自動導入赤道儀を中心とした天体写真撮影システムは、手動ガイドの時代に比べるとかなり複雑になっている。基本的には手動だった操作をコンピュータ制御に置き換えるということで、赤道儀を手動で動かして撮影対象を導入していたのが自動導入になり、ガイド鏡をのぞき込んで手動ガイドしていた(その後モータードライブによる自動ガイドになったが)のがオートガイダーになり、肉眼でピント合わせをしていたのがオートフォーカサーになり、手動でシャッターを切っていたのがオート撮影になり、という感じだ。これらを機器ごとに別々のソフトを使うというのが最も単純なやり方で、ぼくもまだその段階にあるが、世の中にはクリエイティブな人がいるもんで、さまざまな機器を統一的に操作できるASCOMとかINDIというプラットフォームもつくられている。というわけで、この機会に自分の撮影システムを見直してみよう。(写真は昔ながらの撮影システム。モータードライブが登場してからはラクになったが、ないときは手動ガイドが大変だった)

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