2019年7月の星空
梅雨らしい季節が続いているが、梅雨明けにはまた猛暑が待っているのだろうか。7月は3日に皆既日食、17日に部分月食がある。皆既日食は日本からはまったく見ることができず、見られるのは南太平洋から南アメリカ大陸の帯状の地域だ。部分日食は西日本で見ることができるが、欠け始めてすぐに月が沈んでしまうので、条件はよくない。月は3日新月、9日上弦、17日満月、25日下弦だ。惑星は木星と土星が見頃だ。木星はへびつかい座、土星はいて座で輝いている。夏は天の川が見頃で、一晩中見ることができる。とりわけ天の川が垂直に立つ時間帯がなかなか見事で、北海道だと7月初めなら1:30頃、7月終わりなら23:30頃がいいだろう。国立天文台HPより。