2019年4月の星空
シャープな冬の星空に比べ、春の星空はなんとなくボンヤリしている。気温が上昇し、空気中の水蒸気が増えてきたからだ。月は5日新月、13日上弦、19日満月、27日下弦だ。水星は12日、西方最大離角を迎え、夜明け前の東の空にある。金星も夜明け前の東の空にあるが、太陽にだいぶ近づいてきた。17日にはその水星と金星とが接近するが、かなり高度が低いので、地平線近くまで見渡せる場所からでないと見られないかもしれない。木星と土星も明け方の空にあって、だんだん見頃になっていく。春の星空はちょっとさびしいが、銀河系の外がよく見える。りょうけん座の子持ち銀河、おおぐま座の回転花火銀河をはじめ、おおぐま座やしし座には特徴的な銀河がたくさんある。また、おとめ座やかみのけ座には巨大な銀河団があり、同じ構図にたくさんの銀河をとらえることができる。国立天文台HPより。

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