徳川家康は1603年、江戸に幕府を開いたが、ここにはすでに太田道灌が築いた江戸城があった。しかし、道灌の江戸城は小規模だったため、家康は江戸城を抜本的に築城し直す。その工事は数十年も続き、最終的にはわが国最大の城となった。将軍が居住したのは本丸で、家康や秀忠は将軍を辞した後、大御所として西ノ丸に居住した。明治維新後、江戸城は皇居となったが、皇居となったのは西ノ丸と吹上の部分で、本丸は皇居東御苑として一般公開されている。大名が江戸城に登城するのは、大手門か内桜田門(桔梗門)からと決められ、人数も制限されていたという。
« 日本の歴史⑫ 江戸開幕 |
トップページ
| 江戸城本丸② »
« 日本の歴史⑫ 江戸開幕 |
トップページ
| 江戸城本丸② »
コメント