新星座巡礼・春の星空① しし座
春の星座を代表するのがしし座だ。夏や冬に比べて地味な春の星空の中ではよく目立つ形をしている。獅子の頭と胸に当たる部分は、その形から獅子の大鎌と呼ばれる。獅子の心臓に当たるレグルスは、全天で21ある1等星の中では最も暗い1等星だ。恒星は普通球形だが、レグルスは高速で自転しているため、赤道方向が遠心力で膨らみ、楕円形になっているという。しし座には明るい銀河が多く、小型望遠鏡による写真撮影でもけっこうよく写る。特にM65とM66、NGC3628の3つの銀河は同じ構図に入るので、ぼくもよく撮影している。
2019年1月4日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出60秒、ケンコープロソフトンA使用
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