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千葉県は全国の貝塚の4分の1が集積する「貝塚王国」だ。縄文時代には平均気温がいまより高い時代があり、海水面は5mくらい高かったという(縄文海進)。したがって、海岸線はいまより複雑で、東京湾も埼玉県を越え渡良瀬緑地あたりまで入り込んでいたようだ。現代に残る貝塚は、当時の海岸線がどういう形だったかを推定する手がかりになる。市川市の堀之内貝塚は、かつて下総(しもうさ)国府が置かれた国府台(こうのだい)にもほど近いところにある、標高20mほどの台地に形成された貝塚だ。隣接する市川考古博物館には、堀之内貝塚や近隣の貝塚からの出土品が公開されている。
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