タイム・マシン/80万年後の世界へ
イギリスのSF作家H・G・ウェルズの古典的名作「タイム・マシン」は、いまも物理学の世界でさまざまな議論があるタイムマシンをテーマとして、19世紀末に書かれたSF小説だ。主人公のタイム・トラベラーは、自分で発明したタイムマシンに乗って、80万年後の世界を訪れ、人類の驚くべき運命を知る。本作は2度映画化されていて、最初の作品が1960年の映画「タイム・マシン/80万年後の世界へ」だ。発明家のジョージ(ロッド・テイラー)は、約束していた友人たちとの夕食会に満身創痍の姿で現れ、驚くべき話を始める。タイムマシンを発明したジョージは、未来の世界を訪れるが、核戦争もあって最終的に人類はイーロイとモーロックに分かれて進化したことを知る。イーロイは平和的だが、無気力であまり知性がなく、地下に潜ったどう猛なモーロックの食料にされていた。イーロイの美しい娘ウィーナと親しくなったジョージだが、まもなくウィーナはモーロックが住む地底に誘導される。ウィーナを救うため、ジョージもまた地底へと向かうのだった。1960年の映画ということで、レトロな雰囲気にあふれているが、とりわけタイムマシン本体が実にレトロな感じだ。
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